2025年大阪万博のポルトガルの日は5月5日に開催され、音楽、芸術、建築を特集したプログラムが予定されています。
この日は世界ポルトガル語デーの祝賀と重なり、ディノ・デ゙・サンティアゴとリリアナ・バルパソスが設立したムンドゥ・ノブ協会が主催するコンテストの優勝者の発表も行われます。 2か月間、さまざまなコミュニティの若者たちがポルトガル語と自分たちの文化的アイデンティティに関する創作に取り組みました。優勝者は大阪万博で作品(詩、歌、または文章)を発表します。これは、世界、特にポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)の国々におけるポルトガル語の重要性を再認識する機会となります。式典は、今日ポルトガルの音楽界で欠かせない存在となっているカーボベルデ出身のミュージシャン、ディノ・デ・サンティアゴの演奏で最高潮を迎えます。

アマリア・ロドリゲスに敬
このイベントの主役の 1 つは音楽で、アマリア・ロドリゲスに敬意を表したコンサート「No Tempo das Cerejas」が開催されます。このコンサートには、リスボン市役所の支援を受けて、アナ・モウラ、カマネ、リカルド・リベイロといったファド界の偉大な歌手たちが集結し、ファドトリオのジョゼ・マヌエル・ネト(ポルトガルギター)、ペドロ・ソアレス(ファドギター)、ダニエル・ピント(ベースギター)が伴奏します。アマリア・ロドリゲスは、ポルトガル音楽の偉大な大使の一人であり、郷愁、愛、憂鬱など人々の最も深い感情を表現するファドの最も代表的な歌手とみなされ、1970年の大阪万博にも参加しました。
持続可能性と創造性にもスポットが当てられ、革新的なグループ「クラッシュ・リサイクルド」によるパフォーマンスが終日行われます。このパフォーマンスは、リサイクルの重要性に対する意識を高めることを目的とし、子どもたち(日本では5月5日は子供の日)と一般の人々の両方に披露されます。このグループは、リサイクル素材、特にプラスチックやその他の廃棄物を使用して楽器を作ったり、インタラクティブなパフォーマンスを行ったりすることで知られています。これは、カモンイス財団と提携し、環境と地球の未来について遊び心と教育的な考察を促進する提案です。
また、革新的で影響力のある作品で国際的に知られるポルトガルの建築家アルヴァロ・シザ・ヴィエイラの作品を展示する「シザ展」の開幕も注目に値します。