9月20日、万博2025大阪・関西のポルトガル館は、歌手・作曲家の**ジョルジュ・ヴァディオ(Jorge Vadio)**を迎え、ポルトガル音楽を世界最大級の国際舞台で披露しました。
当日、約10万人がポルトガル館前に集まり、屋上テラスはまるで野外アンフィシアターのような熱気に包まれました。
ファド、シンガーソングライティング、そして国際的な音楽要素を独自に融合するスタイルで知られるジョルジュ・ヴァディオは、エモーショナルで親密なパフォーマンスを披露し、万博会場を一望できる特別な空間で観客を魅了しました。
ステージには、ポルトガル館の専属ギタリストであり長年のパートナーである日本人ギタリスト・Tumiも参加。ポルトガルと日本の文化的対話を象徴する共演となりました。
セットリストには伝統的なファドとオリジナル曲が含まれ、ポルトガル館のテーマ「海、青の対話(Ocean, the Blue Dialogue)」に合わせて特別に構成されました。

国際的なキャリアをさらに広げる中で、ジョルジュ・ヴァディオは日本の聴衆の心をつかみ、ファドを世界へと広げ続けています。今回の出演は、ポルトガル文化を世界に発信する場としてのポルトガル館の役割を改めて示すものとなりました。
ポルトガル館はこれからも、創造性、文化的アイデンティティ、そして国と国をつなぐ対話を推進する、ポルトガルを代表するアーティストたちの舞台であり続けます。