ポルトガルは、CTT(ポルトガル郵便)とAICEP(ポルトガル投資貿易庁)の共同イニシアチブにより、万国博覧会2025大阪での存在感を記念して2種類の記念切手を発行しました。切手贈呈式は大阪で行われ、ポルトガル館の総指揮官ジョアナ・ゴメス・カルドーソ氏が大阪市長の横山秀之氏に切手を手渡し、イベント終了後も続くポルトガルのメッセージを象徴しました。
「万博は終わりますが、この切手は残ります。ポルトガルの参加の遺産、海とのつながり、そしてポルトガルと日本の友情の証です。この万博を通じて友情はさらに深まります」とジョアナ・ゴメス・カルドーソ氏は述べました。

2種類の切手は、ユニデザイン(Unidesign)スタジオがデザインし、ポルトガル館(日本人建築家隈研吾によるプロジェクト)と、海底や日本のアニメーション映画の想像力に着想を得たアーティスト、カタリナ・グラム氏のイラストが描かれています。この切手は、万博でポルトガルが受賞したテーマ「海、青い対話」を祝福しており、海への深い関わりと海洋資源の保護・活用への取り組みを反映しています。
経済・地域振興大臣のカストロ・アルメイダ氏は、「この取り組みにより、万博2025大阪におけるポルトガルの存在の記憶が保持され、海洋保護への重要性が示されます。両国の絆もさらに強化され、理解の新たな瞬間を刻みます」と強調しました。

CTTのジョアン・ベント会長は、「国の歴史的記憶であるという使命を果たすために、CTTは万博2025大阪でのポルトガルの存在を見過ごすことはできません。切手を通じてポルトガルを広めることで、過去への敬意と未来への希望のメッセージが世界中の多くの人々と共有されます」と述べました。
