2025年10月9日、EXPO 2025大阪のポルトガル館では、ポルト出身の音楽プロジェクト「:papercutz + ensemble」の公演が行われます。このプロジェクトは、伝統と現代性、言葉と音を融合させたユニークな演奏を披露し、特別ゲストとして日本の音楽家も参加します。

このプロジェクトはCasa da Músicaで初演され、創設者であるブルーノ・ミゲル(受賞歴のあるプロデューサー兼作曲家で、映画音楽作曲を学ぶカルースト・グルルケンジャン財団奨学生)と、アントワープ王立音楽院のブルーノ・フェレイラが中心となります。作詞は文学グランプリ受賞作家のダニエル・ジョナスが担当し、若く将来有望なポルトガル人音楽家たちも参加しています。ハープ奏者のカタリナ・レベロ(UK・Grand Prize Virtuoso International Music Competition受賞)、打楽器奏者のアンドレ・ナダイス(第13回全国打楽器コンクール・上海1位)など、伝統と現代性を融合させた合唱スタイルで演奏する歌手たちも加わります。

大阪での公演は、2024年の荻窪音楽祭への参加など、ツアーやコラボレーションを通じてプロジェクトがアジア地域で築いてきた芸術的なつながりを反映しています。
文化、音、世代が交わる瞬間。ポルトガル現代音楽の魅力を日本の中心で届けます。